FC2ブログ

2019年ブリード反省

反省というより言い訳で。

今回は不全を出し過ぎました。
サイズもイマイチ。

オアシスについては
1本目はもうちょっとじっくり食べさせれば良かったなあと。
2020年ブリードが始まってますが今回も現時点で既にそう思う感じ。
若齢でも雑な食い方して加齢すると余計に雑になるし
交換しても2本目への食いつなぎが悪くなるような気がする。
2本目は食痕出し過ぎた。
原因は温度高過ぎ。
それと投入穴を大きくしたのが効いた。
もっと菌糸の栄養を吸わせるような食わせ方させないと幼虫もでかくならないよなあと。
3本目は2本目を食わせることをイメージしていたので
意図的に早く交換して3本目に連続性を持たせようとしたけど
交換後、激しく動いて安定させられなかった。
早め交換、大きめの投入穴、少し高めの温度
この辺の要素が複合したのが原因だと思う。
最後の大暴れも安定できなかったことが原因。
3本返し出来ないシナリオを実践しちゃったなあと。

サイズに繋がらなった理由は1本目と2本目の食い方。
不全の山を築いた原因は2本目以降の高温と間違った管理。


KSPについては
1本目はイヤに肩のほうに居座って半分より下が手つかずなのが気になった。
「あー、これは良くないなー」って幼虫が多かった。
2本目は高温の影響でボトル上部に上がってきてしまった。
「食いあがったんすか?スゲーっすね」ってやつじゃなくて一直線にタイベック食い破って蓋齧るやつ。
交換後1ヶ月で半分くらいダメにしてしまった。
3本目はオアシス同様の考えで早め交換、投入穴大で行ったのですが
カンタケのほうがデリケートかほぼ全て暴れてしまい蛹室作りどころではなくなってしまった。
かつてないほどの失敗。

順調に脱落幼虫を増やし続けたKSP。
まともに育てるところから考え直さなくちゃいけないなと。
今年は1本目は下のほうから食わせたいので投入位置を深くしました(効果は確認できている模様)
温度についてはオアシスとKSP、ともに下げた方が良いだろうという手応えで一致。
蛹室作りはもっと良い菌糸の状態で迎えるよう調整で。


2019年は「このくらいはいける」が全然いけなかった1年でした。
2020年も1本目投入から2ヶ月程度経過してますが、今回は慎重に丁寧にやらなくちゃなと。
スポンサーサイト



オオクワレコードから見る幼虫体重と羽化サイズを考察

レコードを目指すに50gとか40gの幼虫はいらないのだろうか?
幼虫を大きく育てても何かがおかしい。
疑問と違和感をたまには成功事例からひも解いてみようかと。


06年レコード
7/14 1本目投入
10/6 25.1g(2本目)
1/4 31.8g(3本目)
4/13 27.4g(暴れの為4本目)
5/23 蛹化
6/21 羽化(83.3mm)

現在では蛹体重24gあれば到達できる羽化サイズですが
増加見込みがないタイミングと交換後の蛹室作成までの期間を考えると
唸らさせられるデータ。


12年レコード
7/4 1本目投入
10/5 35g(2本目)
1/4 37g(3本目)
4/27 蛹化
5/30 羽化(87.1mm)

13年レコード
7/22 1本目
11/16 33.9g(2本目)
2/6 32.2g(3本目)
4月下旬 蛹化
6月上旬 羽化(88.0mm)

これは当時は能勢にしかできないのではと思っていた。


16年レコード
7/2 1本目
11/2 32.2g(2本目)
1/25 37.2g(3本目)
5月下旬 蛹化
6 月下旬 羽化(90.0)

17年レコード
5/5 菌糸プリンカップ(1本目)
5/26 2本目
7/28 31.2g(3本目)
9/4 36.8g(4本目)
10/28 39.6g(5本目)
12/18 37.6g(6本目)
2月末 37.6g(7本目)
5/20 蛹化
6/14 羽化(90.5mm)

驚異の交換頻度から何が見えるかを考えさせられるデータ。


19年レコード
7/7 1本目
10/18 34.0g(2本目)
1/13 36.8g(3本目)
5/5 35.9g(4本目)
7/14 羽化(91.7)


推測で数値化(ざっくり目安)

羽化サイズ←蛹体重←最終交換後蛹化前体重
80mm←22g←26.5g
81~2mm←23g←27.5g
83mm←24g←29g
84~5mm←25g←30g
86mm←26g←31.5g
87mm←27g←32.5g
88mm←28g←34g
89mm←29g←35g
90mm←30g←36g

「最終交換後蛹化前体重」の定義
最終交換時の体重ではない。
何故なら最終交換時の体重はブリード経過、幼虫の状態で大きく変化するため。
幼虫期間が短い場合は体重に対して羽化サイズが小さい傾向と
最終交換時に数字が大きくても交換時の減量を取り戻せないタイミングや管理があると思うため。
例え3本目で40gあっても、交換後の減量で30gくらいまで減量して取り戻すことなく羽化すれば……
(どちらかと言えばこのタイプは少し体重は戻すもサイズにならない体重の乗ったサナギになる傾向がある気がしますが)

重い体重のサナギではなく、大きいサナギが欲しいとして
何故重いだけのサナギになるのか→幼虫を早期に過成長させるとなりやすい?
重いだけのサナギは羽化サイズ以外にも影響があるのでは→腹部の厚みや翅の不具合
幼虫を早期に過成長させると顎の発達にも影響があるのでは?→片方が短くなったり、あるいは両方短くなる

軽い側から見ていくと、最終体重があまりにも不足する幼虫は
蛹化前に体重を乗せるのは成熟度的に無理だろうし
せめて蛹化前体重と同じくらいの体重で交換する必要があるのではないかと思う。



まだまだ、このあたりのテーマは追求性があると思ってます。
現状、自分ではまだゴチャゴチャしていて整理する前に
新しい殴り書きが追加されてしまう状態です。


まとめる気がない記事になりますが
次期レコードはどうなるのでしょうか?
92.5mm(羽化サイズ)←31g(サナギ体重)←37g(最重交換後蛹化前体重)
最終交換時に37g前後以上から可能性があるのでしょうかね?
大きいと重いが正義だと思ってやってきた人間にはまだまだ難しいテーマです。

羽化話

幼虫のヨボヨボ具合

ヨボヨボ
↑スイッチ入らない
↑羽パカに繋がる蛹室の形状がイマイチ(幅広扁平)
↑翅が汚い(シワ、水泡、ふくらみ)
正常


では、自分のとこ

・KSP
数字の良い幼虫の1/3はスイッチ入らず。
半面で早くスイッチが入るのも多くサイズに反映されず。
完全にブリードが失敗してる。
遅く昇温すれば良いという問題では無いと思う。
1本目を早く換えていた方がずっと良かったように思う。

老けた幼虫を若返らすのは不可能(老いは一方通行)
特に1本目のあるタイミング以降と2本目以降の高温は老いが進む。
1本目のあるタイミング以降も引っ張れば体重乗るから良い気がするけど
上半身にならない体重の増え方の気がしてならない。

・オアシス
幼虫時代に感じた頭部の小ささに反して
上半身の発達は悪くない。
しかし、1本目の成長不順が2本目でも引きずる形となり
引きずって2本目に馴染めなかった個体ほど翅の不全の度合いが酷く感じる。

理屈はKSPの失敗と一緒。
成長が不順ということは老けるしかない。
老けるしかない幼虫を太らせるのは
イメージ的には成長期が終わってから太らせるような感じ。
羽化と言う最大級の仕事をしなくちゃいけないのに
適正BMI的なのを外したメタボ幼虫は耐えれない。



あと、交換時の糞の感じ。
硬く締まった小さい糞より緩いほうが良い。
胃腸の元気さの証かなと。
老いた幼虫程、捻り出す感じで小粒に。
幼虫を取り巻く菌が元気で、幼虫自体が整腸されてるほど
居食いし省エネで体力を温存できるように思う。

2019年ブリードも着々と進行中

今年もペアリングは終盤戦まで辿り着きました。
ここまで来るともう後は幼虫飼育のことです。

2019年ブリードも主要菌糸はオアシスとKSP。
菌糸の銘柄、1本目~3本目までのサイズ選定については変更なしです。

運用については羽化を目標に3本目で欲しい感じの幼虫が得ることを前提とします。
3本目交換時点での幼虫の出来栄えについてオアシスもKSPも関係ないと思います。
例年、どうしても出来栄えというか雰囲気に違いが出てしまうのは改善してみようかなと。
どの点で改善するかというとやはり1本目と2本目の運用。

オアシスは1本目で頭部を大きくすることを目標とします。
首の太さは求めません(というか求めちゃダメだと思う)
我が家で24℃近辺ではどうしても頭部が小さくなるようなので
今までの感覚から温度を上げることに異論はなし。
注意点は交換タイミングの遅れでしょう。
9月10日近辺かなと考えてます。
3本目は躊躇せず12月頭。

KSPは2019年からカンタケ通し。
欲しい幼虫は1本目でオアシスよりも首が太いのが好ましいかなと。
理由はPP1400に入れる場合は少し幼虫が大きくなってないと培地に負けちゃう感じがするから。
温度はオアシスに合わせる為、カンタケPP800がそれでどんな性能を見せるかお手並み拝見です。
この手の培地はオアシス以上に分解好適温度を高めで外した場合、腹ボテとか不全になりやすい感じはします。
キノコ菌が温度低めよりも高めで分解力低下が顕著であることと
そう言った温度帯では幼虫の活性が高まってることから
菌による分解が浅い生オガ培地を積極的に体内に取り入れるのがよくないのかな~と。
この辺りはカンタケ菌が評判通りに少しくらいの温度でもしっかり分解してるか否かで分かれそうです。
KSPの交換タイミングも9月12月でいきたいと考えてます。


とりあえずは9月頭には上手くいってそうか否かはわかると思いますが
それまでは上手くいってるつもりで頑張ってみます。

2019年久留米組み合わせ寸評

2019確定版
2019年ブリードも早いことでペアリングが始まってしまいました。
秋から冬にかけて散々、思いにふけっていても
この時期になったらやらなくてはいけませんので迷ってはいられませんね。

そう言う事で組み合わせ確定です。

19-1・・・・・・17-9(88)×17-4(58)
今現在、自身が持つ久留米において最高戦力同士の組み合わせ。
将来性についても松15-59や松15-19といった好ラインを迎え入れるキャパシティーを
持ち合わすだろうと確信する要のライン。

19-2・・・・・・17-9(88)×17-4(54)
19-1の予備ラインといえる存在。
19年ブリードはこの組み合わせにかけるという意気込みの表れです。
黒王さんの13MK1のように歴史を変える組み合わせにしたいという思いが込められてます。

19-3・・・・・・17-9(88)×松17-1(55)
松15-59戦力化ラインの一つ。
鬼門とされる?松13-16背景と松15-59背景の組み合わせ。
19年の組み合わせで最も好みのカッコいい形状が出そうな予感。

19-4・・・・・・17-9(88)×松17-33(54)
背景的には体重をガッツリ乗せる系に見えるものの
虫を見るとスッキリとした形状になるんじゃないかなと。
松13-16の再来を期待してるらしい。


19-5・・・・・・17-4(88)×17-10(56)
17年ブリードで何となく大きくなっちゃうな~というライン同士の組み合わせ。
ただし、この♂と♀は大きくなるべくして大きくなった個体だと思ってます。
松11-8のような高いアベレージ、次世代の底上げを狙うライン。

19-6・・・・・・17-4(88)×17-9(54)
この組み合わせは冒険。
しかし自分のところのブリードはこの組み合わせのほうが当たる傾向?
やってみないと分からない組み合わせ。

19-7・・・・・・17-4(88)×松17-1(55)
19年ブリードにおける松15-59戦力化の筆頭にして
松15-51系と松15-59系の相性確認ライン。
胆の部分は松15-51と松17-1に流れる松13-10の86の血。

19-8・・・・・・17-4(88)×松17-4(55)
補強♀の中で、最重要ライン。
松11-23の再来なるか?
ブリード経過、完品羽化能力、サイズ全てにおいて高い水準を求める。


19-9・・・・・・松17-1(87)×17-4(55)
松15-59×松15-51をやってたらどうなったであろう?
その問いを確かめるライン。
♀の雰囲気的には松17-1の♂につけるラインの中では一番期待。

19-10・・・・・・松17-1(87)×17-9(56)
スリムな個体同士の組み合わせ。
19-3とは組み合わせ逆ですが顔つきの違う虫を狙ってます。
松15-59背景と松13-16背景の組み合わせをアプローチを変えてでも成果を追求するライン。

19-11・・・・・・松17-1(87)×17-10(55)
松15-59背景と松15-8背景というちょっと異質な組み合わせ。
「この組み合わせをやっておけば良かった」と「このラインはやっておいて良かった」は紙一重。
多分、松15-8の血の強さが見れるラインになると思ってる。

19-12・・・・・・松17-1(87)×松17-2(55)
15-16の血を入れないラインその1
どうしても松15-59背景と松13-16背景をモノにしたいらしい。
アプローチ的には19-10とほぼ同じ。

19-13・・・・・・松17-1(87)×松17-8(56)
15-16の血を入れないラインその2
19年ブリードにおいて、19-1の対となるライン。
最も早期♀を仕込みたいライン。

19-14・・・・・・松17-1(87)×松17-72(53)
15-16の血を入れないラインその3
ジョーカー枠。
同時期にまめたんさんもこの組み合わせの魔力に魅せられたという……


19-15・・・・・・17-11(87)×17-4(56)
下位ラインの位置づけではあるが
虫の雰囲気的には19-1を食ってしまうかもしれない素質を感じるライン。
自分の虫選びの中では王道的なチョイスをしたと思ってるライン。

19-16・・・・・・17-11(87)×17-5(56)
19-4とは別アプローチの松13-16の再来を狙うライン。
かなり単純な背景構成。
ゴチャゴチャ考えるより見たまんまの良い感じの虫使おう的な意図。

19-17・・・・・・17-11(87)×松17-7(56)
スッキリとした♂と胴長の♀の組み合わせ。
松17-7は幼虫補強からの羽化個体であるが
この個体はちょっと別格感があり、次世代に受け継いだら面白いと思っている。


19-18・・・・・・17-4(87)×17-11(55)
15-16以来、得意?のガッチリとした♂とシャープな♀の組み合わせ。
高度な趣味ライン。
似たような組み合わせの19-6よりは自信があるらしい。

19-19・・・・・・17-4(87)×松17-8(55)
19-8と競合ライン。
形状的にはこちらを期待している。


19-20・・・・・・17-14(87)×17-4(54)
もっとでかくなりそうな雰囲気があった♂に
粒ぞろいのラインの♀の組み合わせ。
♀が少し迫力不足か。

19-21・・・・・・17-14(87)×17-22(56)
深いことを考えずに見たまんまデカくて素質ありそうなヤツを組み合わせたライン。
貴重な松13-12背景のライン。


19-22・・・・・・17-10(86)×17-1(56)
深いこと考えずに見た目の良い虫をややこしい背景で組んでみたライン。
松15-8、松13-19、松13-14という希少プレミアムラインで構成されている。
松13-19、松13-14は蘇ってほしい。

19-23・・・・・・17-10(86)×17-6(56)
完品羽化能力向上ライン。
下位ラインの中では戦略的な組み合わせ。
ただし、食が細いかもしれない。



要所は2重3重に固めたつもりです。
次世代を自己ブリで補完する難しさ、補強個体の戦力化の難しさ、
この辺りを深く考えています。
カウンター
プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
何故、オオクワガタはこんなにも
面白いのであろう。

カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: