前回更新の続き

16年ブリードの羽化個体を見ますと
ブリードサイクルも羽化する虫に影響すると感じました。
サイズのみでなく見た目にも。

もちろん種親の影響は大きいです。
14年ブリードの種親を使えば、その影響はダイレクトする要素は多いです。
が、15年ブリードから連続使用した♂や早期♀ラインをもってして
これはブリードサイクルが影響してるなと。

今年の手応えが得られるまでは、種親のポテンシャルを引き出すことと
無事に羽化させるスキルは少し切り離していた節がありました。
不全が少ない種親を使えば不全が出にくいというのもありますが
それだけではなく、幼虫の成長曲線が蛹化・羽化に与える影響について絶対にあると。

・早期♀をやるにしても成熟不足ほどやりにくい。
・成熟しすぎた♂ほど体力が残っていない。
といった話は聞きますし、自分もそう思うことを経験しています。
この他にも様々な不具合の原因を一つずつ考えると
如何に幼虫を降温まで持っていくかがひとつのポイントだと。

交換後にビン底に行ってしまう現象。
これも一種のサイクルの問題かもと。
幼虫の体力ではという話も聞いたことがあります。


ならばということで、17年ブリードのイメージを組み立てました。
1本目:6月上旬投入。24℃スタート、海の日25℃、お盆26℃
2本目:9月上旬~中旬交換。交換時26℃、10月中旬25℃、11月下旬24℃
3本目:12月上旬~中旬交換。交換時24℃、冬至23℃、1月中旬降温、1月下旬~2月下旬冬温度、春の彼岸昇温完了
5月下旬以降羽化ラッシュの計算です。

全体的に少し早めの交換になります。
オアシスで1本目100日~110日程度です。
2本目は85日前後。
HSとKSPは1本目90日~100日の2本目90日~100日。

イメージはオアシスは1本目25gから2本目40g。
HSとKSPは1本目30gから2本目40g。
1本目は健康的な菌糸の状態維持とオアシスの食痕7割。
2本目以降はビン底回避。

イメージを実行してみます。


最後に、よく最後の段階(暴れとか不全)が苦手という意見も聞きますが
途中まで上手くいっている≠最後が上手くいかない
というケースもかなり多いのではないかと思ってます。
本当に途中まで上手くいっているのかなあ。
僕は自分のところでなら、間違い探しは1本目まで遡ります。
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16年ブリードを振り返って、17年ブリードへ

16年ブリードは15年ブリードと比較しまして
1本目の食い上げが早い傾向があったように思ってます。
オアシスは1/3程は食痕が出ないタイプがありましたが、それは昨年のオアシスの特性だと思ってます。
食い上げが早かったことに加え、菌糸もちょっと高温傾向の劣化が起こっていたと考えてます。

高温傾向の劣化が起こるとどうなるか?
・食い上げ自体は早いので食痕が多い状態である。
・残った培地と食痕が健康な状態と比べ分解が進んでしまっている。
・想定より幼虫の成長速度が速くなってしまっている。
(体重は1本目としては好調だが黄色味がかり始めている。)

不味いと思った点は
・幼虫が1本目の終盤には失速していた。
・交換前後で培地の状態が著しく異なる為、伸び悩んだ。


実は15年ブリードは1本目でもう少し大きくできていたらと思うところがありまして
16年ブリードに温度で少しアプローチをかけた節があります。
結果的に大局を誤ってました。
3本目交換をする頃には、「あれ~?1本目上げるんじゃなくて、下げるほうだったなあ」と思う有様でした。
ここまでは自身の手応え・感覚でしたが
mindさんとお話した際にイメージがより鮮明になりました。

今年の1本目は低いところからスタートしてます。
だいぶ昔に22℃で2300硬詰めLEVIN-Gで半年かけて2齢や3齢初期が出てきて以来、
低温はどうも毛嫌いする風潮がありましたが、あの頃とは何もかも違います。
オアシスですと25gくらいのが結構出ると思ってますが
あわてる必要は無いと思って今年は取り組む次第です。


今年は経験や手応えを重視したブリードサイクルを考えてますが
センス無いことしてないかなあという不安は常に頭をよぎります。
まずは1本目掘るまで、ずっと「俺、間違ってないよな」の日々を過ごし続けます。

今年の羽化ラッシュ

16年ブリードの羽化ラッシュも終了しました。
まだ少しだけ羽化してないのもいますが今後は散発的な羽化でしょう。

今年の羽化は、不全自体は想定の数です。
サイズに関しても想定通りイマイチです。

想定外な点は組み合わせが下手だった点。
多分、あの段階ではあれがベストだったと思いますし
その年でケリをつけるブリードだったら、まあ良かったかもしれません。
でも、次世代の構想的な面で失敗したと感じており
これが一番痛いところ。

昨年はライン数を大幅に増やし少しは期待したいのが出たことと
2年連続使用の♂に今年ブリード分の早期♀で
来年のブリードは何とかしますが……

16年ブリードをきっかけに変更する点が幾つかできた点は収穫としておき
17年ブリードでまた試す必要が出てきてしまったとも言えます。


今年の羽化結果はなるべくしてなった感もありあまり悔しさは無いですが
来年のブリードの事を考えるとちょっと考えなくては。
補強はそんなに必要とは思ってません。
来年のブリードは手持ちの虫でハッキリさせておきたいこともありますし。

1本目頭完了!

旧ブログからずっと比較的マメに更新してたブログでしたが
初めて広告が出るくらい開けました。
どうにもTwitterにご執心です。

今年も1本目投入が完了しました。
6月1日2日4日5日6日と工程日数5日で600本実施(3日はオアシス引き取り日)

1番・・・14頭(HS 5頭 オアシス 9頭)
2番・・・25頭(HS 7頭 KSP 7頭 オアシス 10頭)
3番・・・29頭(HS 8頭 KSP 10頭 オアシス 11頭)
4番・・・35頭(HS 10頭 KSP 10頭 オアシス 15頭)
5番・・・20頭(HS 6頭 オアシス 14頭)
6番・・・41頭(HS 10頭 KSP 11頭 オアシス 20頭)
7番・・・33頭(HS 7頭 KSP 6頭 オアシス 20頭)
8番・・・17頭(KSP 9頭 オアシス 8頭)
9番・・・32頭(HS 8頭 KSP 9頭 オアシス 15頭)
10番・・・24頭(HS 7頭 KSP 3頭 オアシス 14頭)
11番・・・43頭(HS 10頭 KSP 13頭 オアシス 20頭)
12番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
13番・・・16頭(HS 8頭 オアシス 8頭)
14番・・・32頭(HS 7頭 KSP 10頭 オアシス 15頭)
15番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
16番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
17番・・・17頭(KSP 9頭 オアシス 8頭)
21番・・・25頭(HS 7頭 KSP 8頭 オアシス 10頭)
22番・・・17頭(KSP 9頭 オアシス 8頭)
23番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
24番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
25番・・・17頭(KSP 9頭 オアシス 8頭)
27番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
28番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
29番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
30番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
31番・・・15頭(KSP 7頭 オアシス 8頭)
32番・・・13頭(KSP 6頭 オアシス 7頭)


18番19番20番26番は欠番です。



どのラインも30くらいは産んでますので
期待してるラインを優先している状況です。
当たっていれば良いのですがね。
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