1本目投入から2ヶ月経過

今年のブリードは温度管理の他に菌糸の運用も例年と変更してます。

変更と言っても、例年はオアシスから投入して交換もオアシスからだったのを
今年はHSやKSPから投入して交換もHSとKSPからやるだけです。

オアシスは良かった時(2015年ブリード)をモデルにします。
HSとKSPについてはなかなか良い手ごたえが無いので根本的に自分のやり方が間違っていると判断。
どうにも1本目を引っ張っちゃうのがダメなのかなあと思う。
今年はビシビシ交換してみようかなと思います。


さて、2ヶ月経過しての現状としては
狙い通り例年よりも菌糸の鮮度は維持できています。
3齢に加齢しここから大きくなっていく時期に鮮度を保った菌糸を与え
鮮度が落ちる前に次の菌糸へつなぐのが今年のイメージ。
これに関しては全銘柄共通です。
問題は今25℃あるか、ちょっと無いかな~くらい。
今の状態はまあまあだと思うものの、あと1℃をどこで上げてみようか。
お盆は早い気がする。
9月前後か。
今月は結構大事だな~と思います。
よく考えてみるとします。

17年ブリードの精鋭

2017年幼虫飼育も今月9日に幼虫補強した分でスタートを切りました。
自己ブリ28ライン600頭、補強3ライン11頭、トータル611頭です。

期待ラインは幾つかあります。

17-2(15-16×15-20)と17-14(15-20×15-16)は♂♀逆の組み合わえですが
どちらも甲乙つけがたいほど(15年ブリードで№1と2)に良いと思っている♀をつけてます。
一番リアルな夢を見てるラインです。

17-3(15-16×松15-1)と17-4(15-16×松15-51)と17-10(15-16×松15-8)は
上の2ラインに遜色ない上玉♀でロマン枠。

17-5(15-16×松15-12)は体重の乗り重視のライン。
45g出す為の組み合わせで、17年ブリードきってのロマン砲。

17-6(15-16×k3LINE)と17-11(15-16×k18LINE)はロマン抜きの戦略的なライン。

17-9(15-16×松15-4)は多分カッコ良いのが出ると思うライン。
2年後のブリードはこのラインの♂が活躍すると思っている……



KLBとかイチオシのようにどれか1ライン選ぶとしたら
親バカで2番か14番。
案外8番(15-16×15-10)とか15番(15-20×15-19)のほうが大きくなったりして。
それとも我が家のアダム・ダンこと7番(15-16×16-22)が大穴で一撃出るか。

2本目交換が始まるまでは、ワクワクしてしょうがないですね。

BE-KUWA64号書評的な

BE-KUWA64号。
ムシ号ですな。

日本のクワガタムシ特集ということで巻頭は
本邦産全種全亜種♂♀大図鑑!?
は~……これだけで凄いわぁ。
これだけで定価分の価値どころか0が一つ増えてもおかしくない出来。

国産各種の飼育方法に関しても今のところはこれが決定版な雰囲気。
次項の採集記事についてもそうですが
僕もせめて近所のクワガタムシくらいはコンプリートしようって時期がありまして
その時に少しは採集や飼育も齧りましたが
今号で納得の部分もあれば、目からウロコな部分もあります。

採集記事はやはり南西諸島でしょう。
95年の4ヶ月間ぶっ通し採集とは……
我々若い世代にはお伽話の時代の採集の話ですぞ。
吉田賢治氏のビデオやムック本が「アドレナエスカレーション」だとしたら
編集長の採集記はまさに「艱難辛苦」。
自分も他人の採集記を見ると
オオクワブリードにハマらなかったifの世界を想像することがありますが
今回も南西諸島に心だけ旅してしまいましたね。

メルさんの記事は、戻し交配ですね。
戻し交配するとしても同じ♂で行くか否かですね。
組み合わせについては難しいので……

美コンは、ちゃっかり優勝させてもらいました。
DSCN1771.jpg
かねてから、美コンについては
厳しい意見をお持ちの方もいれば、大切な場にしている方もいる中で
僕はどちらかといえばかなり辛口意見の持ち主だと思います。
それだけに今回、参加して優勝できてホッとできました。

前号を見る限り準優勝の個体とは競るだろうと思ってましたが
他にも競るだろうと思っていた個体は軒並み読者点が取れなかったようでした。
……まあ、この辺りが美コンの難しさなのでしょう。

編集長の「日本産クワガタムシを考える」という項は
月間むしクワガタムシ特集号が無くなった&今号が機会良いという感じで
組み込まれたBE-KUWAとしては意欲的なページですね。
こういうのを書くと決まって「小難しい」的な感想を持たれそうで嫌いそうな編集長もどこか吹っ切れたのかな?
僕はそれこそ、このくらいは書いても気になればちょっと調べれば良いだけの内容で
良い感じの記事だと思います。

ワイドカウさんの記事は……
ウチの優勝個体よりカッコいい虫が載ってるねぇ。
出さないだけで、ブリード上手い人は美形も別次元。
自分なんてまだまだへっぽこと思い知らされてしまいます。

3大大型血統研究室の記事はどうなのでしょうか?
今号の5ページを費やしてしまわれた訳でありますが……

ビークワ市場調査。
僕の貧乏性は……
う~ん。「無い」
むしろ、余った菌糸を捨ててるくらいですぞ?
幼虫の数も数えられんのか!?と。


さて、今号は24号以来の真の国産特集でした。
編集長がいずれ筆を執るであろう大図鑑に大いに期待を寄せる
珠玉の一冊であったと思うのであります。

前回更新の続き

16年ブリードの羽化個体を見ますと
ブリードサイクルも羽化する虫に影響すると感じました。
サイズのみでなく見た目にも。

もちろん種親の影響は大きいです。
14年ブリードの種親を使えば、その影響はダイレクトする要素は多いです。
が、15年ブリードから連続使用した♂や早期♀ラインをもってして
これはブリードサイクルが影響してるなと。

今年の手応えが得られるまでは、種親のポテンシャルを引き出すことと
無事に羽化させるスキルは少し切り離していた節がありました。
不全が少ない種親を使えば不全が出にくいというのもありますが
それだけではなく、幼虫の成長曲線が蛹化・羽化に与える影響について絶対にあると。

・早期♀をやるにしても成熟不足ほどやりにくい。
・成熟しすぎた♂ほど体力が残っていない。
といった話は聞きますし、自分もそう思うことを経験しています。
この他にも様々な不具合の原因を一つずつ考えると
如何に幼虫を降温まで持っていくかがひとつのポイントだと。

交換後にビン底に行ってしまう現象。
これも一種のサイクルの問題かもと。
幼虫の体力ではという話も聞いたことがあります。


ならばということで、17年ブリードのイメージを組み立てました。
1本目:6月上旬投入。24℃スタート、海の日25℃、お盆26℃
2本目:9月上旬~中旬交換。交換時26℃、10月中旬25℃、11月下旬24℃
3本目:12月上旬~中旬交換。交換時24℃、冬至23℃、1月中旬降温、1月下旬~2月下旬冬温度、春の彼岸昇温完了
5月下旬以降羽化ラッシュの計算です。

全体的に少し早めの交換になります。
オアシスで1本目100日~110日程度です。
2本目は85日前後。
HSとKSPは1本目90日~100日の2本目90日~100日。

イメージはオアシスは1本目25gから2本目40g。
HSとKSPは1本目30gから2本目40g。
1本目は健康的な菌糸の状態維持とオアシスの食痕7割。
2本目以降はビン底回避。

イメージを実行してみます。


最後に、よく最後の段階(暴れとか不全)が苦手という意見も聞きますが
途中まで上手くいっている≠最後が上手くいかない
というケースもかなり多いのではないかと思ってます。
本当に途中まで上手くいっているのかなあ。
僕は自分のところでなら、間違い探しは1本目まで遡ります。

16年ブリードを振り返って、17年ブリードへ

16年ブリードは15年ブリードと比較しまして
1本目の食い上げが早い傾向があったように思ってます。
オアシスは1/3程は食痕が出ないタイプがありましたが、それは昨年のオアシスの特性だと思ってます。
食い上げが早かったことに加え、菌糸もちょっと高温傾向の劣化が起こっていたと考えてます。

高温傾向の劣化が起こるとどうなるか?
・食い上げ自体は早いので食痕が多い状態である。
・残った培地と食痕が健康な状態と比べ分解が進んでしまっている。
・想定より幼虫の成長速度が速くなってしまっている。
(体重は1本目としては好調だが黄色味がかり始めている。)

不味いと思った点は
・幼虫が1本目の終盤には失速していた。
・交換前後で培地の状態が著しく異なる為、伸び悩んだ。


実は15年ブリードは1本目でもう少し大きくできていたらと思うところがありまして
16年ブリードに温度で少しアプローチをかけた節があります。
結果的に大局を誤ってました。
3本目交換をする頃には、「あれ~?1本目上げるんじゃなくて、下げるほうだったなあ」と思う有様でした。
ここまでは自身の手応え・感覚でしたが
mindさんとお話した際にイメージがより鮮明になりました。

今年の1本目は低いところからスタートしてます。
だいぶ昔に22℃で2300硬詰めLEVIN-Gで半年かけて2齢や3齢初期が出てきて以来、
低温はどうも毛嫌いする風潮がありましたが、あの頃とは何もかも違います。
オアシスですと25gくらいのが結構出ると思ってますが
あわてる必要は無いと思って今年は取り組む次第です。


今年は経験や手応えを重視したブリードサイクルを考えてますが
センス無いことしてないかなあという不安は常に頭をよぎります。
まずは1本目掘るまで、ずっと「俺、間違ってないよな」の日々を過ごし続けます。
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庚午 虫蔵

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